2004年03月01日

岐阜県恵那市中野方坂折

tanada1.jpg棚田とは、傾斜地に階段状に築いた水田のことで、別名「千枚田」とも呼ばれています。坂折の棚田は、岐阜県恵那市中野方町の北西部、坂折地区に位置し、面積約14ha、360枚の石積み棚田が広がっています。今から400年ほど前から築かれ始め、明治時代初期には、ほぼ現在の形がつくられました。地区の中央には坂折川が流れ、その両岸の標高410m〜610m付近の東向きの斜面に作られています。
tanada2.jpg「はしご田」と呼ばれる石積みの棚田が点在する全国でも有数の景観は、1999年7月に農林水産省の「日本の棚田百選」にも認定されています。石積みの中には、黒鍬と呼ばれる専門の石工によって積まれたと思われるものも多く見られます。2003年9月には「第9回全国棚田サミット」が、恵那市坂折棚田をメインに開催されています。


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藤前干潟 (名古屋市港区)

higata1.jpg名古屋港西南、臨海工業地域の中にある干潟。面積はおよそ250ha。伊勢湾に残る最後の干潟で、国設鳥獣保護区特別保護地区に指定されているほか、ラムサール条約にも登録されています。日本最大の渡り鳥の飛来地として知られ、鳥たちのえさとなるカニやゴカイ、小魚がたくさん生息しています。
higata2.jpg以前、この干潟をごみ処分場にするという計画が持ち上がりましたが、1999年に環境庁(当時)から環境維持は極めて困難とする見解が出されたほか、市民運動も活発に行われ、計画は断念されました。また、この一連のできごとは、名古屋市のごみ行政がごみ減量へと転換するきっかけともなりました。
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生命の星・地球博物館(神奈川県小田原市)

hakubutu1.jpg1995年3月に設置された、自然史博物館。「生命の星・地球」をテーマに、誕生から現在までの46億年にわたる地球の歴史とその神秘性を、時間の流れを追って展示しています。 巨大な恐竜や隕石から、豆つぶほどの大きさの昆虫まで、1万点にのぼる実物標本を見ることができます。 展示のほかライブラリー、シアターもあり、自然に関する調査・研究、資料の収集・保管、これらを生かした講座や観察会などの学習支援活動がさなれています。 hakubutu2.jpg hakubutu3.jpg
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函南原生林(静岡県田方郡函南町)

genserin.jpg富士箱根伊豆国立公園に指定される函南原生林223haは、箱根外輪山の一つである鞍掛山の南西斜面、標高600〜800mにあります。温帯林と暖帯林の接点にあたり、多種類の樹木が生育しています。
江戸時代から禁伐林として手厚く保護されており、今でも原生林の様相を保持し、樹齢700年と言われるブナの巨木もあります。 genserin2.jpg アカガシやブナ、ヒメシャラなど、貴重な植物が自生しています。洪水を防いだり下流の水田をうるおす水源涵養林として、箱根山禁伐林組合により管理されています。
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中部大学恵那研修センター 演習林(岐阜県恵那市)

東海地方の丘陵や台地の低湿地などには、固有または中心的に生育している植物が15 種あります。これらの植物は、東海丘陵要素と呼ばれています。
岐阜県恵那市武並にある中部大学 恵那研修センターの敷地内には、総面積40万m2、標高270〜344mの丘陵地が広がっており、コナラ・アベマキなどの落葉広葉樹とアカマツと照葉樹が混生し、また部分的にスギやヒノキが植林されています。そして、モウセンゴケ、ハルリンドウ、サギソウ、アブラガヤ、ミミカキグサ、ホザキノミミカキグサなど、東海丘陵要素や希少種が自生しています。
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愛知県緑化センター・昭和の森(愛知県豊田市)

ryokkac1.jpg愛知県緑化センターの総面積48.2haの広大な敷地は、ほとんどが濃い緑の自然林に囲まれています。色とりどりの花々に出合える花木展示林や山野草を観察できるロックガーデンなどがあり、さまざまな植物たちが四季を楽しませてくれます。隣接する「昭和の森」には野鳥の森や野外生活の森などがあり、自然と触れ合うことができます。
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蛇ヶ洞川流域(愛知県瀬戸市)

osansho1.jpg庄内川上流部の支流、蛇ケ洞川は、国の特別天然記念動物に指定されているオオサンショウウオの生息地として知られています。生息地域の東限にあたり、学術的にも重要な河川と言えます。
オオサンショウウオは世界最大の両生類(体長70〜120cm)で、西日本の山地の渓流に生息しています。清流を好み、一生のほとんどを水の中で過ごします。昼間は川岸の穴の中にひそみ、夜になると川の流れに出て小動物(魚やサワガニ)を食べています。
osansho2.jpg 名前の由来は、山椒のような香りがする液を分泌するため(大山椒魚)とも、山で生まれて一生を過ごすため(大山生魚)とも言われています。
近年、産業廃棄物処分場による生態系への影響が懸念されており、保全活動が活発に行われています。
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せせらぎ街道西ウレ峠(岐阜県高山市清見町)

kiyomi1.jpg 西ウレ峠は分水嶺になっており、峠以北の水は日本海に、太平洋側は木曽川の源流となっています。
山全体は落葉広葉樹林が主体で、ところどころにブナやミズナラの古木や原生林が見られます。また、植生の境目になるため、本州南北の植物が混在しています。例えば、ゲンノショウゴは赤色のものと白色のものが両方あったり、シロブナとクロブナ(イヌブナ)が両方見られたりします。
kiyomi2.jpgほかにも、本州や中北部に多い針葉樹のクロベや、樹皮がつるりとした夏椿なども見られます。夏椿は冬椿と違い、花弁が薄いのが特徴。初夏に白い花を咲かせます。またそのころ、ノリウツギが花を咲かせます。北海道から九州に分布する落葉の低木で、その名は昔、製紙用のノリを採ったことに由来します。
せせらぎ街道に並行する遊歩道「せせらぎの小道」には、大きなイチイの木があります。昔、木地師たちが山に入るとき、安全を祈願して手近かな木をご神木としてまつった名残りで「神様イチイ」と呼ばれ、大切にされています。
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